紫蘇の葉について

久しぶりの投稿です。

我が家シリーズ第4弾です。

今回は寒くなってきたこの季節にぴったりのしその葉についてです

シソ科の一年草で、葉っぱは初夏に収穫です。上の写真も夏に撮影したものです。

シソには特有の香り(ペリラアルデヒド)があり、香りが強いものほど良品であるといわれています。アントシアニン系の赤い色素シアニンの有無により赤ジソ系と青ジソ系に分けられ、青ジソは大葉ともいわれて刺身のつまや薬味として、赤ジソは梅干しの着色に利用されています。薬用には赤ジソを用い、特にシソの変種で葉の縁がギザギザでシワの多いチリメンジソが用いられます。シソの紫色の葉に含まれるアントシアン色素は梅のクエン酸で酸化されると赤紅色に変化しますが、梅干しが赤色なのはこのためです。

漢方では解表・理気・解魚毒・安胎の効能があり、感冒、喘息、腹満、流早産、魚毒による症状に用いられます。胃腸型の風邪の初期や魚介類による食中毒や蕁麻疹、流産防止に妊婦さんにもおすすめです。最近ではヒスタミンの遊離を抑制して花粉症などのアレルギー症状に対する効果も認められています。

当店販売の秋茶にもブレンドしています。一度試してみてはいかがでしょうか。

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